【第3回】will は今決めた、be going to は前から決めていた

文法

will と be going to、どちらも「これからすること」を表しますが、
使い分けのポイントは「いつ決めたか」です

今この瞬間に決めたなら will、前から決めていたなら be going to です

今回はこの違いを、例文と図を使って整理していきます

全体図

今回は will と be going to の違いについて書いていきます

どちらも「これからのこと」を表す表現です

be going to とは

be going to のイメージは「前から決まっていた」ことです

be going to は「すでに決めていた予定や計画」を表すときに使います

 

例文

I’m going to make curry tonight.
今夜はカレーを作る予定です。

I’m going to go to the supermarket and buy carrots and potatoes.
スーパーへ行って、人参とじゃがいもを買ってくるつもりです。

 

カレーを作るために、前もって材料をリストアップして買いに行く——
この「前から決めていた行動」を表すのが be going to です

will とは

will のイメージは「その場で決めた」ことです

will は「話しているその瞬間に決めた」ことを表すときに使います

 

例文

(スーパーにて、玉ねぎを買い忘れていたことに気づいた息子が)

Oh, we need onions too. I’ll go get them.
玉ねぎも必要だったね、持ってくるよ。

(店員さんへ)

Excuse me, where are the onions?
玉ねぎはどこにありますか?

(店員さんが)

Follow me, I’ll show you.
ついてきてください、ご案内します。

 

玉ねぎを買うことを忘れていて、現地で思い出してその場で「取ってくる」と決めた——
この「その瞬間に生まれた決断」を表すのが will です

店員さんの「ご案内します(I’ll show you.)」も同じです
お客さんに声をかけられた瞬間に「案内しよう」と決めているので will を使います
申し出や手伝いを提案するときも、その場で決めた行動なので will が自然です

2つを比べると

ポイントは「いつ決めたか」です

前から決めていた → be going to
今その場で決めた → will

同じ「これからすること」でも、決断のタイミングが違います

英訳問題のところで、この違いを感じられる例を作ったので、
そちらも見てみてください

補足:天気の予測はどちら?

勉強していて気になったことがあったので、おまけとして書き残しておきます

「明日は雨が降りそうだ」という場合、
will と be going to のどちらを使うのでしょうか

これは「根拠があるかどうか」で変わります

空が曇っていたり、天気図を見て予測している場合は、
すでに目の前に根拠があるので be going to が自然です

 

It’s going to rain tomorrow.
明日は雨が降りそうだ。

 

一方で、根拠はないけどなんとなくそう思う、という場合は will になります

 

I think it will rain tomorrow.
明日は雨が降ると思う。

 

話者が誰かではなく、「頭の中に具体的な根拠があるかどうか」が判断のポイントです

ちなみに子供のころ、靴を片方放り投げて明日の天気を占う遊びをしたことがある方もいるかもしれません

あの場合はどちらになるのでしょうか

靴投げ占いは科学的な根拠ではないので、will になります

 

I think it will be sunny tomorrow!
明日は晴れだと思う!

 

be going to の「根拠」とは、曇り空や天気図のような「客観的に観察できる兆候」のことです
話者が根拠だと思っていても、客観的に観察できるものでなければ will になります

ただしこれはやや細かい話なので、まずは「計画性があれば be going to、その場で決めたなら will」をしっかり使い分けられる方が先だと思っています

英訳問題

以下の会話を英訳してみましょう

場面:子供が外へ遊びに行こうとしたら母親に呼び止められた

母:遊びに行く前に宿題をやってしまいなさい

子:わかった、やるよ

(机に向かったがやる気が起きず、スマホで動画を見ながら過ごしてしまう)

(しばらくして母が様子を見に来る)

母:さっさと宿題終わらせなさい!

子:これ見終わったらやろうとしてたのに!

参考:筆者の英訳

母: Wait! You have to do homework before playing soccer.
子: Ahh...OK. I will do homework.

母: Hey! Hurry up! Finish homework!
子: I am going to do after watching this!

Claude に修正してもらいました

母: Wait! You need to finish your homework before you go out to play.
子: Ugh... OK, I’ll do it.

母: Hey! Hurry up and finish your homework!
子: I am going to do it after watching this!

主な修正ポイント

子供の1回目のセリフ:
「I will do homework」は文法的には正しいですが、
自然な英語では “do it” や “finish my homework” の方が使われます。

また “I will” より “I’ll” の方が口語的で自然です

子供の2回目のセリフ:
「I am going to do after watching this」は “do it” が抜けていたので補いました

お母さんの1回目のセリフ:
“have to” より “need to” の方がこの場面では自然です。

また “playing soccer” より “go out to play” の方が「外に遊びに行く」という元の日本語に近いです

原文を Claude が評価

will と be going to の使い分けという点では正しく使えています
特に子供の1回目に will、2回目に be going to を使っているのは正確です

日本語のニュアンスをどの程度英語で表現できているかという観点での評価は
10点中 6点です

「わかった、やるよ」「これ見終わったらやろうとしてたのに!」という2つのセリフの感情的なニュアンス——子供の渋々感や不満のトーン——がまだ出しきれていません

will と be going to の使い分けは正確にできているので、次のステップとして口語表現や感情のニュアンスを意識してみると、さらに自然な英語に近づきます

模範解答(例)

母: Wait! You need to finish your homework before you go out to play.
子: Ugh, fine... I’ll do it.

母: Hey! Would you hurry up and finish your homework already!
子: I was going to do it after this! Ugh!

was going to は「(その時点では)やるつもりだった」ことを表すときに使います

模範解答の解説

子供の1回目のセリフ:
“Ugh, fine… I’ll do it.” としました

“Ugh” は日本語の「うっ」や「あー、もう」に近い感嘆詞で、
学校では習いませんが日常会話やドラマ・映画ではよく出てきます

渋々感や嫌そうなトーンを出す定番表現です

“fine…” と語尾を伸ばすことで、渋々ながら従うニュアンスがさらに強まります

お母さんの2回目のセリフ:
“Would you hurry up and finish your homework already!” としました

“already” を文末に置くと「いい加減に早くやって!」という苛立ちのニュアンスが出る定番表現です

子供の2回目のセリフ:
“I was going to do it after this! Ugh!” としました

was going to は be going to の過去形で、
前から決めていたけど実行できなかった(または邪魔された)ときに使います

“I am going to do it” ではなく “I was going to do it” にすることで、
「やろうとしてたのに(邪魔された)」という不満のニュアンスが自然に出ます

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