三角形の高さがわからない人へ|机の図から考えてみよう

図形

こんな机があるとします

この机の高さはどこを測ればいいでしょうか

斜めの脚?それとも縦の脚?

実はこれ、三角形の高さと同じ考え方で解決できます

机の高さはどこを測る?

この机の高さを測りたいとき、
どこを測ればいいでしょうか

それぞれの辺を測ってみると、
こうなったとします

三角形脚の一番長い辺は75cm、
二番目の辺は53cm、縦の脚は30cm、天板の厚さは5cmです

一般的に机の高さと言われれば、
縦の脚と天板の厚みを含めた35cmになります

斜めの脚が75cmあっても、
それは脚の長さであって机の高さにはなりません

算数の問題っぽく変形する

では、天板をとても薄いものに変えてみたらどうなるでしょうか

ここまで薄いと、縦の脚と比べて無視できるほどの薄さなので、

机の高さは縦の脚のみの30cmと言って問題ないでしょう (´ᗜ`*)キット ダイジョーブ!

次に、この机をひっくり返してみます

2つの脚の先端にある上の線は、
ひっくり返す前の天板の位置です

ひっくり返したところで机の高さは変わらないので、
相変わらず縦の脚の長さの30cmが机の高さです

ゆかの主張が激しいので、
ゆかも線にして、地面の下は無視することにします

最後に、縦の脚の表現方法を両矢印にしてみます

さて、残ったこの机だったものを図形としてみたときに、
三角形の高さは何cmでしょうか

正解は30cmです

理由は机のときと同じで、斜めの辺の75cmや53cmは高さにはならず、
同じ高さを表現している左の両矢印の長さが高さになります

よくある思い込み

三角形の高さについて、間違えやすいポイントが3つあります

思い込み① 一番長い辺が高さ?

この三角形では75cmの辺が一番長いですが、高さは30cmです

一番長い辺が高さになるとは限らず、

高さに辺の長さは関係がありません

思い込み② 見た目で一番縦に見える辺が高さ?

三角形をどの向きで置くかによって、
縦に見える辺は変わります

見た目で判断するのではなく、
頂点から底辺までの長さで「高さ」を判断します

補足

先ほどの図からもわかるように、
一つの三角形に対して高さは一つではありません

三角形の高さは頂点から底辺までの長さなので、
どの辺を底辺とするかで三角形の高さは変わります

思い込み③ 高さは図形の内側にないといけない?

三角形の形によっては、高さを表す線が図形の外側にはみ出すことがあります

これは間違いではありません

高さは頂点から底辺(または底辺を延ばした線)までの長さなので、
頂点から底辺までの長さがわかっていれば、それが高さになります

図形の内側か外側かは関係ありません

補足:数学の言葉で説明すると

三角形の高さとは、底辺に対して( ① )な直線を引いたときの長さのことです

図に表すとき、直線と底辺が交わる部分に( ② )を書きます

これは交差している直線が( ① )に交わっていることを意味しており、
角度は( ③ )度で( ④ )であることを表しています

2つの直線がどこまで伸びても交わらない位置関係のことを( ⑤ )といいます

図に表すときは( ⑥ )を書きます

平行な直線の間の長さは( ⑦ )なので、
三角形の底辺と頂点を通る直線が平行であれば、
その三角形は形によらず高さが( ⑧ )になります

選択肢

ア.平行  イ.垂直  ウ.水平  エ.直角  オ.等しい  カ.交わる
キ.常に一定  ク.場所によってばらばら  ケ.常に一定の値  コ.場所によって違う値
サ.30  シ.45  ス.60  セ.90  ソ.180

答え

① イ.垂直
②  d
③ セ.90
④ エ.直角
⑤ ア.平行
⑥  b
⑦ キ.常に一定
⑧ ケ.常に一定の値

⑦、⑧の補助図

最後に

私も初めていびつな三角形を見たとき、高さや面積がうまく求められなくて、
説明を聞いてもいまいち腑に落ちなかった記憶があります

結局そこでは悩むのをやめて、
問題が解けるようにだけしておいて、理解することは置いておきました

小学校の知識レベルでは説明が難しくなる内容もあるので、
全部理解してから進もうとすると授業スピードについていけなくなります

気持ち悪い感覚はわかりますが、
意識的に気にしない姿勢で前へ進んでほしいです

まずは暗記で50%の理解度を目指して前へ進み、
テスト前や勉強の一区切りがついたタイミングで
原理の理解に挑むくらいでちょうどいいと思います

暗記しておけば最低限前へは進めるので、
まず暗記、余裕ができたら理解、という順番で進んでいってほしいです

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