数学が苦手な人は計算力が原因?一桁四則演算から見直す基礎

まずはこちらをやってみてください

全問正解できましたか?

余裕だった方
おそらく、この記事を読む必要ありません
この先の数学でも、基礎的な計算で困ることはあまりないはずです

なんとかできた方
少し詰まった方

実は、数学が苦手になった原因はここにあるかもしれません

「なんとかできた」では、少し足りません

数学の問題では、途中式を書きながら計算を進めます
文字が出てきたり、分数が出てきたりもします

つまり、今の暗算よりも確実に遅くなります

暗算で「なんとか」なら、実際の問題では手が止まってしまいます
その結果、「数学が苦手」と感じるようになることが多いのです

もう一度言います
数学が苦手な理由は、

・数学の才能がないから
・センスがないから

ではありません

単純に、計算がまだ安定していないだけです

数学が苦手になる人の共通点

数学が苦手になってきた流れを振り返ると、
こんな順序ではなかったでしょうか

1桁の四則演算 …ある程度できていた
2桁の四則演算 …なんとかできていた気がする
小数 …少し不安になってきた
分数 …授業についていけなくなった
方程式 …もう数学は苦手だと思うようになった

この流れの中で、つまずきの原因になっているのは
「数字の計算に慣れていないこと」だと思います

イメージで計算していませんか?

どういうことかというと、
計算をイメージで理解しようとしていないでしょうか、ということです

たとえば 2 + 3 を考えるとき、
リンゴを思い浮かべたり、指を折ったりしていませんか

この方法は、最初はとても大切です
数字や計算に慣れるためには、むしろ必要な段階です

しかし、このやり方のまま進むと、
小数や分数あたりから急に難しくなります

たとえば小数の計算
足し算や引き算はまだイメージしやすいかもしれません

でも掛け算や割り算になると、
何を表しているのか想像するのはかなり難しくなります

分数になると、さらに複雑です

通分
約分
割り算は逆数をかける

こうした処理を一つひとつ「意味」で理解しながら進めるのは、
どうしても時間がかかります

そして計算が遅くなり、途中で止まり、
「数学が苦手」と感じてしまうのです

必要なのは「数字として処理する力」

つまり、最初の段階ではイメージで理解することが大切ですが、
ある程度進んだら、数字そのものとして処理できるようになる必要があります

小数が出てくるあたりからは、
イメージではなく「数字として計算する力」が必要になります

そのためには、一度基本に戻ることが効果的です

1桁の四則演算を、考えずに処理できるレベルまで練習する

ここが安定すると、

小数
分数
方程式

こうした内容でも、計算で止まることが少なくなります

何を練習すればいいのか

では、具体的に何を練習すればいいのでしょうか

特別なことは必要ありません
一桁の四則演算を、考えずに答えられるようにすることです

例えば、

3 + 4
8 + 7
6 × 8
9 × 7
15 − 8
72 ÷ 9
14 ÷ 2
8 × 8

こういった計算を見た瞬間に答えが出る状態を目指します

ここで大切なのは、「考えない」ことです
指を折ったり、頭の中で数えたりせず、反射的に答えが出るレベルまで練習します

最初は少し考えてしまっても構いませんが、
繰り返すうちに、計算というより「見た瞬間に答えが浮かぶ」状態になっていきます
そのくらいまで慣れてくると、計算で手が止まることがほとんどなくなります

目安は、1問1秒以内です
これは、紙に途中式を書きながら連立方程式などの計算を進めるときに、
手を止めずに書き続けられるスピードを基準にしています

途中計算で毎回少しずつ考えてしまうと、
式の流れが止まり、ミスも増えやすくなります

一桁の計算を1秒以内で処理できるようになると、
途中式でも手が止まらず、考えることに集中できるようになります

練習用に、すぐ取り組めるよう動画も用意しました
テンポよく練習したい方は、こちらからどうぞ

【計算練習_78日目】1桁の四則演算_★4_PART1

毎日3分で構いません
止まらず答えられるようになるまで続けてみてください

計算がスムーズになると、
小数や分数、方程式の問題でも
手が止まることが確実に減っていくはずです

最後に

ここまで、計算はイメージせずに数字として処理できるようになりましょうという話をしてきました

しかし、イメージすること自体が絶対に悪いというわけではありません

フラッシュ暗算をするような計算の達人は、
頭の中でそろばんをイメージして計算しているらしいです

それでも、中学数学あたりで行き詰まっているのであれば、
まずはイメージに頼らず数字で処理する力を身につけることをおすすめします

計算が止まらなくなることで、解ける問題の数が増え、
経験値の差がそのまま得意不得意の差になっていきます

クラスにいた数学が得意な人も、特別な才能というより、
計算練習を多くこなし、人より多く問題を解いていただけという場合がほとんどです

一度泥臭く計算練習をすれば、誰でも数学を得意にすることはできます

次回は、計算力の中でも特に重要な「正確さ」について書く予定です

興味があれば、そちらも読んでみてください

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